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【RAGE:心血管代謝病の新しい診断・治療標的】

血管障害のバイオマーカーとしてのAGEs,可溶型RAGEの意義

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掲載誌
血管医学 Vol.11 No.1 57-65, 2010
著者名
竹内正義 / 瀧野純一 / 山岸 昌一
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
循環器 / 高血圧 / 糖尿病 / 腎臓 / 血液 / 眼疾患
診療科目
循環器内科 / 腎臓内科 / 眼科 / 血液内科
媒体
血管医学

糖尿病は, インスリンの分泌障害や標的臓器における作用不全によって慢性の高血糖が引き起こされる代謝疾患群である. しかしながら, 患者のQOLと生命予後の観点からみれば, 糖尿病は心血管病であるともいえる. 近年, 糖尿病状態で促進的に生成される終末糖化産物(advanced glycation end-products;AGEs)とその受容体(receptor for AGEs;RAGE)が, 血管内皮機能障害にかかわることが明らかになってきた. 本稿では, 血管内皮機能障害と関連するバイオマーカーとしてAGEs(とくにグリセルアルデヒド由来AGEs;Glycer-AGEs)と可溶型RAGE(sRAGE)を取り上げ, 当該因子の心血管病(cardiovascular disease;CVD)予測因子としての可能性について概説する. 「はじめに」2007年度の国民健康栄養調査により, わが国には予備軍まで含めて推定2, 210万人の糖尿病(diabetes mellitus;DM)患者が存在することが明らかとなった. 今や成人の4.7人に1人がDMという時代を迎えたことになる.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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