誌上ディベート
大腸癌補助化学療法におけるオキサリプラチン使用の是非
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- 掲載誌
- Frontiers in Gastroenterology Vol.17 No.4 37-50, 2012
- 著者名
- 松阪諭 / 島田 安博 / 西條 長宏
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般外科 / 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
- 媒体
- Frontiers in Gastroenterology
この原稿依頼は9月中旬になってから著者に送られてきた. おそらく執筆を依頼された多くの先生方が断られどうしようもなくなった結果と思われる. 著者は言うまでもなく消化器癌は専門外である. このような条件下での行司は見当はずれのことが多いが逆に本質的問題点を指摘できる場合もある. 著者の結論は単純で“Debateする価値のあるものであればそれを確認するための臨床試験を日本の症例を対象としてやればよい, やるべきである”. それが患者にとって最も重要と思う. NSAS試験はわれわれが中心になって行った. 大腸癌, 胃癌, 乳癌の3種の癌についての比較試験であった. UFTはそのいずれの癌種にも使われていたが著者は本当に効くのかな?と疑問をもっていた. IDMCの委員長として中間解析を行いPositive DataでDataを公開すべきとの結論の得られたときも半信半疑であった. しかしRCTで得られた成績はそれまでの疑問を払拭した.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
