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M-Review

特集 脂質低下療法と脳卒中―PCSK9阻害薬の登場―

脳血管病変への炎症機転の関与

PCSK9 inhibitor may directly or indirectly alleviate inflammation in cerebral vessel plaques

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掲載誌
脳と循環 Vol.21 No.3 43-47, 2016
著者名
伊藤義彰
記事体裁
抄録
疾患領域
脳血管障害
診療科目
脳神経外科
媒体
脳と循環

「SUMMARY」アテローム硬化斑では,脂質異常症,とりわけLDLコレステロールが脳血管主幹動脈に炎症を来たす.PCSK9阻害薬は脂質プロファイルを改善し,その結果,プラークの進展を抑制する.一方,PCSK9は動脈硬化症の炎症過程に直接関与していることが最近報告されており,PCSK9阻害薬は炎症促進性の遺伝子発現を抑制し,血管内皮のアポトーシスを抑制するなど,プラークに直接作用して動脈硬化を抑制する効果が期待される.
「Key words」PCSK9 inhibitor,atheromatous plaque,LDL cholesterol,endothelial damage,inflammation

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

脳と循環2016年9月号(Vol.21 No.3)

脳循環を通して脳血管障害あるいは中枢神経疾患を考え,循環制御の中枢として脳を捉える新しい医学・医療雑誌。特集では論文に加え,特集テーマに沿った座談会を毎号掲載。さらに,珍しい症例の貴重な画像を見せるカラーグラビアページ,最新画像機器の原理からその臨床応用に関してまでを解説する「測定法」,分子生物学的アプローチの最新成果を報告する「脳と分子生物学」ほか,多数の連載を設けている。

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