全文記事
脳血管障害と高血圧
無症候性脳梗塞,無症候性脳出血と高血圧(認知機能にも触れて)
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- 脳と循環 Vol.14 No.1 27-29, 2009
- 著者名
- 卜蔵浩和
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 高血圧 / 脳血管障害
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 脳神経外科 / 腎臓内科 / 神経内科 / 老年科 / 放射線科
- 媒体
- 脳と循環
「SUMMARY」脳卒中の既往のない人にMRIなどで偶然に発見される無症候性脳梗塞は, 今後の脳卒中発症の危険因子とされている. また, 無症候性脳梗塞は認知機能低下にも影響があると報告されており, 発見した場合には年齢や心血管の危険因子を考慮した適切な指導が必要である. T2*強調画像にて認められる微小出血は, 脳出血の危険因子として注目されている. これらの病変はいずれも高血圧を基盤として起こることが多く, 高血圧の管理が最も重要となる. 「はじめに」無症候性脳血管障害とは, MRIなどの画像診断により偶然に発見された血管障害によると考えられる病変であり, 厚生労働省研究班による診断基準(試案)によると以下の3つを満たすものと定義されている. (1)血管性の脳実質病変による神経症候(反射の左右差, 血管性認知症を含む)がない. (2)一過性脳虚血発作を含む脳卒中の既往がない. (3)画像診断上(CT, MRIなど)で血管性の脳実質病変(梗塞巣, 出血巣)の存在が確認される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
