腫瘍をめぐるQ&A
Question 癌幹細胞を標的とした癌ワクチンについて
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.21 No.4 67-69, 2014
- 著者名
- 富丸慶人 / 永野浩昭 / 友國晃 / 浅岡忠史 / 濱直樹 / 和田浩志 / 小林省吾 / 丸橋繁 / 江口英利 / 土岐 祐一郎 / 森 正樹
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
- 媒体
- Surgery Frontier
Answer
「はじめに」癌幹細胞は,
①高い造腫瘍能
②自己複製能
③多分化能を示す細胞群
と定義される細胞群である1)。このような癌幹細胞は,化学療法や放射線治療などの既存の抗悪性腫瘍治療に対して強い抵抗性を示す(図1)。このことは,癌組織がこれらの治療によって一見治癒したかにみえても,治療抵抗性を示す癌幹細胞だけが残存し,それらが転移や再発などにつながっている可能性を示唆している。したがって,癌幹細胞を標的とする有効な治療法を開発することが癌に対する治療成績向上に重要であると考えられる(図1)。一方,癌に対する免疫療法は,外科的切除,化学療法,放射線療法に次ぐ第4の治療法として注目されている。
「はじめに」癌幹細胞は,
①高い造腫瘍能
②自己複製能
③多分化能を示す細胞群
と定義される細胞群である1)。このような癌幹細胞は,化学療法や放射線治療などの既存の抗悪性腫瘍治療に対して強い抵抗性を示す(図1)。このことは,癌組織がこれらの治療によって一見治癒したかにみえても,治療抵抗性を示す癌幹細胞だけが残存し,それらが転移や再発などにつながっている可能性を示唆している。したがって,癌幹細胞を標的とする有効な治療法を開発することが癌に対する治療成績向上に重要であると考えられる(図1)。一方,癌に対する免疫療法は,外科的切除,化学療法,放射線療法に次ぐ第4の治療法として注目されている。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
