実験講座
エレクトロポレーションによる生体への遺伝子導入
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.21 No.4 62-66, 2014
- 著者名
- 宮崎早月 / 宮崎純一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 消化器 / 骨・関節 / 再生医療
- 診療科目
- 循環器内科 / 心臓血管外科 / 整形外科 / リウマチ科 / 消化器内科 / 消化器外科
- 媒体
- Surgery Frontier
「Summary」エレクトロポレーションは,in vitroでの培養細胞へのDNA導入法として長く使われてきた。このエレクトロポレーション法をin vivoでマウスの骨格筋に応用し,高い効率でプラスミドDNAの導入が可能であることが示された。骨格筋は体重の約30%を占め,簡単に外部から遺伝子導入の操作を行うことができるというメリットがある。サイトカイン発現の場合,半減期が短いものが多いため,エレクトロポレーションによっても十分な発現レベルにならないことが多いが,免疫グロブリンのFc部分にサイトカインを結合した融合蛋白のかたちで発現させることにより,血液中のレベルを飛躍的に高めることに成功している。また,免疫原の蛋白を発現するプラスミドDNAをエレクトロポレーションを用いて筋肉に導入することにより,効果的に免疫反応を惹起できる。このような“DNAワクチン”のヒトへの応用については十分な安全性の検討が必要であるが,中大動物で抗血清を作製するためにも有用と思われる。
「Key Words」エレクトロポレーション,筋肉,プラスミド,サイトカイン,DNAワクチン
「Key Words」エレクトロポレーション,筋肉,プラスミド,サイトカイン,DNAワクチン
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
