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What's New in SURGERY FRONTIER

第83回Metabolomicsの最新情報 肥満により変化する腸内細菌叢と癌

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掲載誌
Surgery Frontier Vol.21 No.4 46-48, 2014
著者名
大谷直子
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
Surgery Frontier

「はじめに」ヒトの腸内には数百種類の腸内細菌が存在しているといわれており,腸内細菌は宿主が代謝できない物質を代謝したり,宿主の免疫システムを調節して共生している。近年,次世代シーケンス技術の進歩にともない,腸内細菌を単離培養できなくとも,腸内容物や糞便由来の腸内細菌のゲノムDNAから細菌のもつゲノム配列を解析することにより,どのようなDNA配列をもつ細菌が存在するのかを明らかにするマイクロバイオーム研究が急速に発展している。このような手法を使って,さまざまな病態での腸内細菌の変化が解析されており,肥満という病態もそのひとつである1)。肥満は糖尿病や心疾患だけでなく,癌のリスクファクターにもなることが知られている。しかしそのメカニズムの詳細は十分に解明されていない。本稿では,最近われわれが見出した肥満-腸内細菌-肝癌の発症という新しい経路の発見を中心に概説する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Surgery Frontier2014年12月号(Vol.21 No.4)

外科的治療をより安全に行うためには,生体への侵襲をできる限り軽減する必要があり,近年この侵襲に関する研究はますます重要視され,飛躍的な進歩を遂げている。本誌は侵襲学およびその周辺の基礎科学の最新の研究成果を速やかに,ビジュアルな誌面構成で提供し,外科臨床におけるその応用の促進をはかる。

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【特集 質の向上のための可視化とその後の責任】