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M-Review

【特集 質の向上のための可視化とその後の責任】

6.利益相反マネージメントにおける可視化の役割

The role of transparency in COI management

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掲載誌
Surgery Frontier Vol.21 No.4 40-42, 2014
著者名
土岐 祐一郎
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
一般外科 / 循環器内科 / 心臓血管外科 / 呼吸器内科 / 脳神経外科 / アレルギー科 / 整形外科 / 膠原病科 / リハビリテーション科 / リウマチ科 / 産婦人科 / 消化器内科 / 形成外科 / 腎臓内科 / 皮膚科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 神経内科 / 血液内科 / 耳鼻咽喉科 / 腫瘍内科 / 麻酔科 / 小児科 / 放射線科 / 心療内科 / 精神科 / 消化器外科
媒体
Surgery Frontier

「Summary」企業による資金提供は現代の医学研究には不可欠である。利益相反は決して不正行為ではないが,不正行為の温床になることが指摘されている。利益相反状態の可視化は不適切な利益相反を回避する一助となっている。研究者は学会や論文で研究結果を公表する際に,当該研究に関する利益相反の開示を義務付けられている。施設や学会の役員は研究テーマに限定されない広範囲の利益相反を申告している。また近年「透明性ガイドライン」に基づき,企業側からも利益相反が公開されるようになった。プライバシー保護の問題は残るが,この可視化の流れは加速するであろう。バルサルタン事件はデータ改ざんの不正行為であるが,資金や労務提供の利益相反がその一因であった。しかし利益相反の可視化だけでこの不正行為を防ぎ得たか疑問が残る。可視化だけでは弱く利益相反の規制も必要であろう。そして周知のとおり利益相反に留まらず,全ての研究不正を防ぐ手段がわが国の課題となっている。
「Key Words」利益相反,透明性ガイドライン,バルサルタン事件,臨床研究指針

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Surgery Frontier2014年12月号(Vol.21 No.4)

外科的治療をより安全に行うためには,生体への侵襲をできる限り軽減する必要があり,近年この侵襲に関する研究はますます重要視され,飛躍的な進歩を遂げている。本誌は侵襲学およびその周辺の基礎科学の最新の研究成果を速やかに,ビジュアルな誌面構成で提供し,外科臨床におけるその応用の促進をはかる。

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