【特集 生体防御における免疫反応の新知見】
Ⅱ.新展開を生じた生体反応の最新情報 3.細菌感染におけるペア型受容体の役割
Pathological role of Paired receptors in bacterial infection
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.21 No.3 41-45, 2014
- 著者名
- 中山勝文 / 小笠原康悦
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 消化器 / 血液 / 感染症
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / 消化器内科 / 血液内科 / 耳鼻咽喉科 / 麻酔科
- 媒体
- Surgery Frontier
「Summary」 生体内に細菌が侵入すると, マクロファージなどの貪食細胞がすみやかに細菌を認識して炎症と貪食により排除する. そのため, マクロファージ細胞表面上には多様な病原体認識受容体が発現している. 一方, 細菌はその病原性を獲得するため免疫応答から逃れようとする. 最近, いくつかの細菌はその免疫回避機構のひとつとして免疫細胞に表出する免疫抑制受容体を標的として炎症応答を抑制することがわかってきた. 本稿では, 代表的グラム陽性菌のStaphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)の新たな免疫回避機構について述べたい.
「はじめに」 ペア型受容体は, 活性化型受容体と抑制性受容体とからなり, これらは相反する機能をもつものの細胞外領域の相同性は非常に高い. そのため, それら受容体は多くの場合同じリガンドを認識してさまざまな免疫応答を調節すると考えられる. 最近, ペア型受容体の多くは, 細菌などの病原体を認識することがわかってきた1)2).
「はじめに」 ペア型受容体は, 活性化型受容体と抑制性受容体とからなり, これらは相反する機能をもつものの細胞外領域の相同性は非常に高い. そのため, それら受容体は多くの場合同じリガンドを認識してさまざまな免疫応答を調節すると考えられる. 最近, ペア型受容体の多くは, 細菌などの病原体を認識することがわかってきた1)2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
