What's New in SURGERY FRONTIER
第80回最新のin vivoイメージング 腸管in vivo近赤外イメージング
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.21 No.1 82-84, 2014
- 著者名
- 座古保
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般外科 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- Surgery Frontier
「はじめに」 死因の3割を占める癌のなかでも大腸癌は罹患数が多く, また食生活変化の影響により年々増加の傾向にある. 外科手術による病変切除を行う場合, 切除方法は従来の開腹手術から, 腹腔を直接観察する内視鏡である腹腔鏡を用いた手術へとシフトしつつある. 腹腔鏡手術では腹部に5~12mmほどの穴を4~5カ所あけて, そこから腹腔鏡や専用の電気メスなどの道具を入れ, モニターを見ながら手術を行う. 従来の開腹手術に比べて患者の身体への負担が少ないなどの利点があるが, 腸管外側からの腫瘍部位の同定技術の改善が課題である. 通常は, 術前に軟性内視鏡下で腫瘍近傍に腸管粘膜側より墨を注入する点墨を行う(図1). しかしこの方法には欠点があり, 点墨の拡散が粘膜側より正確にコントロールできないために, 墨を術中に確認できなかったり, 墨が広がりすぎて正確な位置判断ができない症例がしばしばみられる. したがって腹腔鏡手術をより安全に行ううえでは, 大腸外側(奬膜側)からの簡便な腫瘍部位の同定法の開発が望まれていた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
