実験講座
合併型組織移植 どこまで広範な顔面再建が可能か?:キメラ型合併組織移植術
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.20 No.2 105-110, 2013
- 著者名
- 光嶋 勲
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 神経疾患 / 再生医療
- 診療科目
- 形成外科 / 手術・救急
- 媒体
- Surgery Frontier
「Summary」組織欠損の再建に用いられる低侵襲の遊離穿通枝皮弁として, ]983年以後前外側大腿皮弁, 腹直筋穿通枝皮弁, 広背筋穿通枝皮弁などが開発された. これらの皮弁に血管柄付き骨弁, 筋弁などを合併するキメラ型合併組織移植は, 1本の動静脈のみで複数の異なる採取部からの組織を生着させられる利点がある. キメラ型合併組織移植によって顔面, 四肢の広範欠損の形態と機能の一期的な再建が可能となっている. この方法は, 海外でなされつつある同種組織移植との適応に関して論じられ始めている. 「はじめに」1973年以後のマイクロサージャリーを用いた遊離皮弁移植術の開発によって, 頭頸部癌や骨軟部腫瘍の治療は大きく進歩した. その背景には, 1970年代の筋皮弁の開発や1985年以後ドナー部の犠牲をより低侵襲とすべく開発された穿通枝皮弁(1989年, perforator flaps, 光嶋)や, 超微小外科(1990年, supermicrosurgery, 光嶋)の開発があった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
