栄養のKEY NOTE
【外科・救急疾患の栄養管理】重症熱傷の栄養管理
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.19 No.3 110-113, 2012
- 著者名
- 海塚安郎
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 皮膚疾患 / 栄養管理
- 診療科目
- 形成外科 / 皮膚科 / 麻酔科 / 手術・救急
- 媒体
- Surgery Frontier
「はじめに」侵襲学において重症熱傷は生体に及ぼす侵襲度が最大であり, 代謝亢進は長期に及ぶ, ゆえに栄養管理が特に大切な疾患であるとされている. では, どのような栄養管理を行えば理にかなっているのであろうか. 「重症熱傷における侵襲」外科医にとっては自家薬籠中のものである外科侵襲(手術侵襲)と重症熱傷の差異を念頭にその特徴を挙げる1). (1)受傷時間が明確であり, 受傷面積, 深度により侵襲の程度を定量化しやすい(2)疾病対象年齢は全年齢におよび, 熱傷自体の重症度に加え年齢, 既往症が大きく治療成績に影響する:年齢に由来する患者体力, 生活歴, 栄養状態, 臓器機能(既往症を含む), 遺伝的背景に由来する侵襲対する生体反応性が関与し, 経過中徐々に増幅される(3)受傷初期の血管透過性亢進による極度の血管内脱水に対する細胞外液補充の初期輸液療法から利尿期にいたるダイナミックな病態は, 初期の侵襲を端的に示す
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
