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第73回アンチエイジングの最新情報 酸化ストレス制御とアンチエイジング

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掲載誌
Surgery Frontier Vol.19 No.2 80-83, 2012
著者名
太田成男
記事体裁
抄録
疾患領域
アンチエイジング
診療科目
老年科
媒体
Surgery Frontier

「活性酸素発生源としてのミトコンドリア」生体エネルギーの大部分はミトコンドリアにおいて産生され, その際に活性酸素種(reactive oxygen species)が生成される. ミトコンドリア内膜に巨大な電圧がかかり, その電気化学的エネルギーを化学エネルギーに変換しているからである1)2). ある頻度で一定以上の電圧になるといわば放電状態となり, 電子が放出され, 酸素と結びついてスーバーオキシドラジカル(・O2-)が発生する. このスーパーオキシドラジカルは過酸化水素(H2O2)に変換され, 2荷鉄イオン(Fe++)や1荷銅イオン(Cu+)の存在下でヒドロキシルラジカル(・OH)に変換される. このヒドロキシルラジカルの酸化力は強く, 遺伝子, 蛋白質, 脂質を酸化し, いわば破壊する. 細胞内には, ・O2-やH2O2を還元する酵素系が存在するが酸化力が過度に強くなった状態を酸化ストレスという(図1)1)2).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Surgery Frontier2012年6月号(Vol.19 No.2)

外科的治療をより安全に行うためには,生体への侵襲をできる限り軽減する必要があり,近年この侵襲に関する研究はますます重要視され,飛躍的な進歩を遂げている。本誌は侵襲学およびその周辺の基礎科学の最新の研究成果を速やかに,ビジュアルな誌面構成で提供し,外科臨床におけるその応用の促進をはかる。

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