【特集 病態と遺伝子多型】
糖尿病
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.19 No.1 15-21, 2012
- 著者名
- 南茂隆生 / 安田和基
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 糖尿病
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- Surgery Frontier
「Summary」糖尿病は慢性の高血糖を主徴とする疾患であり, 経過中に全身の血管合併症によってさまざまな臨床上の問題点が惹き起こされる. 1型糖尿病の病態は膵β細胞が破壊されることによる, インスリンの絶対的欠乏である. 2型糖尿病は, 肥満など環境因子により生ずるインスリン抵抗性によって, インスリンの相対的な不足が起こり発症すると考えられている. いずれの病態にも遺伝素因と環境因子の両者が関与しているが, 遺伝形式が複雑であることから, 糖尿病遺伝素因の研究は長いあいだ困難であった. 近年, ゲノム科学の進歩によって, 一塩基多型(SNP)と疾患との相関をゲノム全体にわたって解析することが可能になり, 多数の糖尿病感受性座位が明らかとなりつつある. さらに, 遺伝素因の役割や環境因子の相互作用の分子機序の解明に疾患関連臓器を用いた「エピゲノム解析」が期待されている. 「はじめに」糖尿病は慢性の高血糖を主徴とし, 全身の血管合併症を生じる疾患であり, 1型と2型に大別される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
