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第69回SNP解析に基づくオーダーメイド医療 ワルファリンの至適用量予測
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.18 No.2 56-58, 2011
- 著者名
- 莚田泰誠
- 記事体裁
- 連載 / 全文記事
- 疾患領域
- 循環器 / 呼吸器 / 血液 / 脳血管障害
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 心臓血管外科 / 呼吸器内科 / 脳神経外科 / 神経内科 / 血液内科
- 媒体
- Surgery Frontier
はじめに
ワルファリンは世界的に繁用されている抗凝固薬であり,本邦でも経口投与可能な血栓塞栓症治療薬として用いられている。しかしながら,維持用量において20倍以上の個人間変動が見られ1),過少および過量投与はそれぞれ血栓形成および出血性副作用の原因となる。2006年のBudnitzらの報告では,米国において救急治療室行きとなる副作用の原因となる薬剤の中では,ワルファリンはインスリンに次いで2番目に多く,年間約43,000例と推定されている2)。実際のワルファリン治療では,患者から採取した血液のプロトロンビン時間を標準化した指標であるinternational normalized ratio (INR)に基づく血液凝固能のモニタリングが必須である。通常,外来患者の場合は,初回投与量1mgでワルファリン導入を開始し,INRが目標範囲に入るように投与量を調整するため,適切な維持用量に達するまでには長期間を要することも多い。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
