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腫瘍をめぐるQ&A

Question 活性酸素と癌との関連性について教えてください

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掲載誌
Surgery Frontier Vol.17 No.2 80-82, 2010
著者名
石井 秀始 / 山本 浩文 / 関本貢嗣 / 土岐 祐一郎 / 森 正樹
記事体裁
連載 / Q&Aシリーズ / 全文記事
疾患領域
癌
診療科目
一般外科 / 呼吸器内科 / 脳神経外科 / 整形外科 / 産婦人科 / 消化器内科 / 形成外科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 血液内科 / 耳鼻咽喉科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
Surgery Frontier

「Answer」活性酸素の化学種としての定義は「酸素が化学的に活性になった分子」である. 酸素を活性化すると一般に非常に不安定で強い酸化力を発揮するためにその過程で相応のエネルギーの授受がある. 地球上の高等生物はこのエネルギー反応をミトコンドリアの電子伝達系で利用して生命源としている. ここまでは一般教養レベルであるが, 癌との関連を考える前にもう少し活性酸素をさらっておきたい. 狭義の活性酸素には, スーパーオキシドアニオンラジカル(O2 ・-), ヒドロキシルラジカル(HO ・), 過酸化水素(HOOH), 一重項酸素(1O2)があり, 広義の活性酸素には, 上述の4種のほかに, 一酸化窒素(NO), 二酸化窒素(ONO), オゾン(O3), 過酸化脂質が含まれる. ラジカルという用語が頻用されるが, ラジカルとは「不対電子をもつ基本粒子(原子, 分子, イオン)」のことであり, フリーラジカルとほぼ同義である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
Surgery Frontier2010年6月号(Vol.17 No.2)

外科的治療をより安全に行うためには,生体への侵襲をできる限り軽減する必要があり,近年この侵襲に関する研究はますます重要視され,飛躍的な進歩を遂げている。本誌は侵襲学およびその周辺の基礎科学の最新の研究成果を速やかに,ビジュアルな誌面構成で提供し,外科臨床におけるその応用の促進をはかる。

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【特集 ナノテクノロジーの外科領域への応用】