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M-Review

【特集 DOHaD】

巨大児とDOHaD

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掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.22 No.4 73-77, 2015
著者名
杉山 隆
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 糖尿病 / 小児疾患 / 栄養管理
診療科目
産婦人科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 小児科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY

「Summary」出生体重が軽くても重くても将来の2型糖尿病を含む非感染症疾患(non-communicable diseases;NCDs)の発症リスクが高まることが,最近の疫学研究によって明らかになってきた。すなわち,子宮内環境が胎児にとって低栄養でも過栄養でも出生前後の環境変化が児においてエピジェネティック制御が生じる結果,将来のNCDsと関連するのである。もちろん,子宮内環境のみならず出生後早期の環境も関与するが,今後,きめ細やかな疫学研究とさらなる基礎研究の発展が期待される。
「はじめに」1993年,Barkerらは低出生体重が将来のメタボリックシンドローム発症と関連することを報告した1)。その後,低出生体重と将来の2型糖尿病発症に関して多くの報告がなされた2)-4)。そして,低出生体重と将来の2型糖尿病発症の関係が逆線形を呈することを示し(図1),出生体重が重いとそのリスクは低下すると主張した。しかし,一方では低出生体重のみならず出生体重が重い場合(高出生体重と略す)もその後の2型糖尿病発症と関連するいわゆるU字型現象が生じることも報告された(図2)5)6)。
「Key words」DOHaD,巨大児,肥満,2型糖尿病,NCDs

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY2015年12月号(Vol.22 No.4)

本誌は,現在,飛躍的な進展をみせている国内外のホルモン研究の最前線と,生殖医学の実践にいかに導入するかを,平易なレビュー形式で紹介。臨床医家が「女性ホルモン」研究にあたって参考となるような情報を網羅し,わかりやすい解説を目ざしている。

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