【特集 ビタミン―作用の多様性―】
ビタミン不足と寿命―本邦における疫学調査から―
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- 掲載誌
- HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.19 No.3 21-26, 2012
- 著者名
- 玉腰暁子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 脳血管障害 / 癌 / 栄養管理
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 産婦人科 / 神経内科 / 腫瘍内科 / 老年科
- 媒体
- HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
「Summary」現在の日本ではいわゆるビタミン欠乏症の問題は大きくないが, 野菜・果物の摂取量(ビタミン類の栄養素換算も含む)と癌, 循環器疾患などとの関連を検討した疫学研究の結果を総括すると, 総じて摂取量が少ないとリスクが増加する傾向にある. これは, 主にビタミン類のもつ抗酸化作用によるものと考えられている. しかし, 今までのところ補助的にサプリメントとしてビタミン類を摂取することの予防効果は認められておらず, 現状では食品として取ることが推奨される. 「はじめに」わが国におけるビタミン不足と寿命に関する疫学研究は1880年代の高木兼寛による脚気予防の研究で始まっており, それは同時に世界における栄養欠乏症研究の先駆であったといえよう1). ここでは, 国内の疫学研究のなかでも, 現在実施されている大型コホート研究から発信されているビタミン類の摂取と疾病の関連に関するエビデンスを紹介する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
