1から学ぶ閉塞性動脈硬化症(ASO)
No.8 ASO治療―(1)運動療法
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- 掲載誌
- 血栓と循環 Vol.21 No.2 58-61, 2013
- 著者名
- 太田 敬
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器
- 診療科目
- 循環器内科 / 心臓血管外科 / リハビリテーション科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
- 媒体
- 血栓と循環
「運動療法の現状」ASOに起因する下肢虚血の重症度分類には, Fontaine分類やRutherford分類がよく知られているが(表1), これは側副血行路の血液供給予備力を表すものといえる. このうち間歇性跛行(intermittent claudication:IC)の基本的な治療戦略として, 運動療法がTASC1)ならびにTASC II2)で推奨されている. 欧米ではすでに運動療法は確立された治療法の1つと認識されているが, 本邦においても2006年4月の診療報酬改訂でICに対するリハビリテーションの保険適応が認められ, 実際に運動療法を取り入れている施設はごく限らている. 多くの施設ではいまだに機能的診断による評価なしに, 画像診断のみでバイパス術や血管内治療が行われているのが現状である. ICの病態をよく理解して症例を正しく選択すれば運動療法によって日常生活に支障のない程度にまで歩行能力を十分改善させることが可能である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
