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東日本大震災と血栓
9.平野部の津波被災地における脳心血管イベントの発生動向
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- 掲載誌
- 血栓と循環 Vol.20 No.1 62-66, 2012
- 著者名
- 山村修 / 鈴木友輔 / 川野貴久 / 森田浩史 / 寺澤秀一
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 循環器 / 脳血管障害
- 診療科目
- 循環器内科 / 心臓血管外科 / 脳神経外科 / 神経内科 / 手術・救急
- 媒体
- 血栓と循環
§論文のポイント
[1]平野部の津波被災地である宮城県亘理郡では,発災後16週間の救急搬送件数は961件であり,搬送数は前年の同時期と比較して1.8倍に増加した.
[2]発災後16週間の脳心血管イベントの搬送件数は脳血管障害が60件,冠動脈疾患が18件,大動脈解離が2件であり,前年の同時期と比較して冠動脈疾患は1.6倍,脳血管障害は1.2倍に増加した.
[3]発災第1週の全救急搬送件数は前年の6倍に達したが,脳心血管イベントによる搬送件数は前年の1.6倍に止まった.
[4]脳心血管イベントによる救急車両の出動先は住宅が53件,公衆が16件,避難所が7件であり,前年と比較して住宅は1.4倍に増加していた.
[5]発災前の人口が多く,沿岸部からの避難者が集中した地区では,住宅からの脳心血管イベントの搬送件数が前年を大幅に上回った.
§キーワード 津波/脳心血管イベント/地震/医療支援活動/救急搬送※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
