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東日本大震災と血栓
7.県外避難者における大腿から下腿静脈のDVT頻度―山形市でのスクリーニング検査
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- 掲載誌
- 血栓と循環 Vol.20 No.1 49-52, 2012
- 著者名
- 齋藤紀子 / 廣岡茂樹
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- 循環器内科 / 心臓血管外科 / 整形外科 / 放射線科
- 媒体
- 血栓と循環
§論文のポイント
[1]院内でDVTスクリーニング検査チームを結成し,当院からほど近い山形県内最大の避難所で地震後9,10日目に下肢静脈エコー検査および生活指導を行った.
[2]山形市内は直接的な被害は少なく,ライフラインも復旧し避難所環境は良好と思われたが,2008年の岩手・宮城内陸地震と同程度のDVT発生頻度であった.
[3]従来と変わらない避難環境(雑魚寝,床の上)に避難過程のリスクが重なったことが,遠隔地避難所でありながら過去の地震と同程度のDVT発生頻度につながったと考えられた.
[4]遠隔地避難所においても,場所の確保を最優先した避難所ではDVTや他の健康被害を生みかねず,簡易ベッドや仕切りの導入,人数の調整などの環境改善が図られるべきである.
§キーワード 深部静脈血栓症(DVT)/スクリーニング検査/遠隔地避難所※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
