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M-Review

患者から医師へのシグナル

第77回 出会った人達と恵まれた縁に支えられて

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掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.25 No.2 92-96, 2017
著者名
西田愛美
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / その他
診療科目
呼吸器内科 / その他
媒体
THE LUNG perspectives

リンパ脈管筋腫症(lymphangioleiomyomatosis;LAM)と診断されたのは就職して間もない23歳のときでした。それまで2度ほど血痰が出ており,地下鉄の駅の階段を上るときにしんどさを感じることがありましたが,就職して間もない頃だったこともあり「疲れているのだろう……」とあまり気に留めていませんでした。ですが,また血痰が出たのです。心配する父と口論になり,興奮してゼエゼエと息が上がり,ただ事ではないしんどさに襲われました。知り合いの紹介で独立行政法人国立病院機構大阪医療センターを受診。酸素の値が低いということで検査入院をすることになりました。そのときは原因がわかりませんでしたが,後に肺生検を行ったときについてくださった先生が過去にLAMを診たことのある方で,組織を米国に送り検査に出してくださったのです。その結果,LAMであることが判明。母は当時,医師に「5年生存率50%の病気」と言われたこともあり,かなり深刻に受け止めていましたが,私自身はそれほど症状もありませんでしたし,100万人あたり2~5人ほどの珍しい病気といわれても,自分のことであるというのにピンとこないような感じでした。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE LUNG perspectives2017年春号(Vol.25 No.2)

肺は代謝・生理・免疫など機能面においても,疾患の原因・病態・診断・治療など臨床面においても,他に類を見ない多様性を持つ。

本誌は成長・加齢に深く関わる気管支喘息・肺気腫・感染症・呼吸不全・肺癌などの疾患を対象に,分子生物学・生理学・形態学・生化学・免疫学などの広い視野から病因・病態・治療を捉える。最新の知見と,基礎的・古典的知識の双方を踏まえた新鮮で正確な情報を提供。

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