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M-Review

【特集 大気汚染と呼吸器疾患】

大気汚染とCOPD

Air pollution and COPD

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掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.23 No.4 57-61, 2015
著者名
辻隆夫
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 老年科
媒体
THE LUNG perspectives

「Summary」大気汚染は主に屋外における大気の汚染を指す。大気汚染物質のうち慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関与するものとして,NOx,オゾンやPMがよく知られている。大気汚染はCOPDによる増悪,入院や死亡へ影響する。またCOPDの発症へも影響すると推察されるが,明確に結論づけられてはいない。しかし,大気汚染の改善に伴い学童の肺機能が増加するという報告や,思春期から成人期にかけての大気汚染による肺機能低下こそがCOPD発症の要因であるという報告がなされ,大気汚染の改善はCOPDの増悪,入院や死亡の改善のみならず発症予防にも寄与すると考えられる。大気汚染によるCOPDの発症への影響を結論づけるべく,さらなる検討が望まれる。
「Key words」大気汚染,COPD,肺機能,発症予防

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE LUNG perspectives2015年秋号(Vol.23 No.4)

肺は代謝・生理・免疫など機能面においても,疾患の原因・病態・診断・治療など臨床面においても,他に類を見ない多様性を持つ。

本誌は成長・加齢に深く関わる気管支喘息・肺気腫・感染症・呼吸不全・肺癌などの疾患を対象に,分子生物学・生理学・形態学・生化学・免疫学などの広い視野から病因・病態・治療を捉える。最新の知見と,基礎的・古典的知識の双方を踏まえた新鮮で正確な情報を提供。

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