【特集 COPDを改めて問う】
治療:肺病変と気道病変への対策
Approach to lung and bronchial impairments
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- 掲載誌
- THE LUNG perspectives Vol.22 No.2 48-57, 2014
- 著者名
- 川山智隆 / 木下隆 / 枝國信貴 / 坂元暁 / 松本恵太 / 松永和子 / 星野友昭
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器
- 診療科目
- 一般内科 / 一般外科 / 呼吸器内科 / 老年科
- 媒体
- THE LUNG perspectives
[Summary] 慢性閉塞性肺疾患(COPD)における気流閉塞に対する治療は長時間作用性気管支拡張薬の登場により飛躍的に進歩を遂げた. しかしながら, COPDにおける気道炎症は治療抵抗性を示し, 気道あるいは肺に器質的ダメージを与える. すなわち, 肺病変として肺胞破壊を伴う気腫化および気道病変として弾性低下を伴う気道の線維化を引き起こす. これらの不可逆性とされる器質的変化には機能改善薬である気管支拡張薬の効果は乏しく, 根治あるいは完全寛解へ導くことは困難とされる. 気腫化には気管支内視鏡を用いた肺容量減量術が行われるようになり, iPS細胞/ES細胞を用いた肺の修復あるいは再生医療への研究が試みられるようになってきた. 薬物療法では, 酸化ストレスやプロテアーゼに対する治療薬あるいは気道の線維化を抑制する抗線維化治療薬の開発が進められている. 現時点での対策と将来的な治療の展望を肺病変および気道病変に分けて解説する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
