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M-Review

MEDICAL TOPICS

第41回 エピゲノムによる糖鎖生合成遺伝子GnT-IXの脳特異的な発現制御機構

Epigenetic regulation of brain-specific glycosyltransferase gene GnT-IX

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掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.20 No.1 75-80, 2012
著者名
木塚康彦 / 北爪しのぶ / 谷口直之
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 神経疾患
診療科目
脳神経外科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科
媒体
THE LUNG perspectives

「歴史的背景」タンパク質の機能は翻訳後修飾によって調節される. リン酸化, ユビキチン化, アセチル化などをはじめとする修飾がさまざまな生命現象に関わっていることは周知の事実である. 筆者らはなかでも糖鎖付加に着目している. 糖鎖付加は最も豊富な翻訳後修飾であり, 哺乳類では総タンパク質の半数以上が糖鎖をもった糖タンパク質であると考えられている. 生体における糖鎖の機能は, 細胞-基質間の接着やフォールディングなどの分子レベルの現象から, 発生や記憶, 病態の進行といった個体レベルでの現象にまで幅広く関与している1)2). 糖鎖付加の大きな特徴として構造多様性と組織特異性が挙げられる. 生体内にはさまざまな構造・機能をもった糖鎖が存在するが, それぞれの糖鎖は組織細胞に特異的な発現パターンを示す. しかし個々の糖鎖がどのようなメカニズムで組織特異的に発現しているのかはほとんど明らかにされていない.
「Key words」糖鎖, 糖転移酵素, エピジェネティクス, N-アセチルグルコサミン(GlcNAc), GnT-IX

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE LUNG perspectives2012年冬号(Vol.20 No.1)

肺は代謝・生理・免疫など機能面においても,疾患の原因・病態・診断・治療など臨床面においても,他に類を見ない多様性を持つ。

本誌は成長・加齢に深く関わる気管支喘息・肺気腫・感染症・呼吸不全・肺癌などの疾患を対象に,分子生物学・生理学・形態学・生化学・免疫学などの広い視野から病因・病態・治療を捉える。最新の知見と,基礎的・古典的知識の双方を踏まえた新鮮で正確な情報を提供。

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