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M-Review

【特集 結晶沈着性関節炎再訪】

2.結晶の基礎─結晶形成過程,多様性,視覚的説明─

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掲載誌
高尿酸血症と痛風 Vol.27 No.1 19-25, 2019
著者名
長瀬満夫
記事体裁
特集 / 抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 膠原病・リウマチ性疾患疫
診療科目
一般内科 / 膠原病科 / リウマチ科
媒体
高尿酸血症と痛風
Key Words
結晶化 / 核形成 / 結晶性 / プライミング / 視覚的説明

結晶沈着性関節炎の病態とは,結晶と細胞,結晶と個体との関係によって説明が可能である。結晶が細胞に認識されることについてはインフラマソームが,結晶処理については好中球細胞外トラップ(NETs)が注目されている。ただし,実臨床や過去の動物モデルでの結果と必ずしも整合しないことや,未解明なことがまだいくつもある。第1に,結晶形成は容易くは起こらないのではないか? 第2に,結晶塊の大きさを規定する因子が明解でなく,なぜある人では大きな結節をつくるのに,ある人では小結節が崩壊し急性炎症を起こすのか? 第3に,結晶が存在しても,炎症は容易くスイッチがオンにならないのではないか? これらに関係して,結晶形成を試みた最近の実験の結果や,結晶塊と個体との関係の多様性についての視覚的説明を含め,主に痛風について述べた。
「KEY WORDS」結晶化,核形成,結晶性,プライミング,視覚的説明

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

高尿酸血症と痛風2019年3月号(Vol.27 No.1)

現在において壮年層のおよそ20%が高尿酸血症を呈している状況を鑑みると,今や痛風は糖尿病と並ぶ現代成人病の一つと考えられる。本誌は,高尿酸血症を核として,プリン体代謝から痛風までの諸問題を幅広く取り上げ,基礎研究者はもとより,整形外科をも含む直接臨床に携わる各科の方々の研究・診療の一助となるべく,毎号,最新の研究・情報を提供する。

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