【特集 高尿酸血症・痛風の疫学における最近の話題】
5.血清尿酸値と各病態との関連 3)メタボリックシンドローム
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- 掲載誌
- 高尿酸血症と痛風 Vol.24 No.2 47-52, 2016
- 著者名
- 川本龍一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 高血圧 / 代謝・内分泌 / 糖尿病 / 膠原病・リウマチ性疾患疫
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / リウマチ科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
- 媒体
- 高尿酸血症と痛風
メタボリックシンドローム(MetS)は,コンポーネントである内臓脂肪型肥満(内臓脂肪蓄積),高血圧,高中性脂肪血症,低HDLコレステロール血症,高血糖からなり,インスリン抵抗性を背景とした心血管疾患(CVD)危険因子の集まりである。血清尿酸の増加はMetSのコンポーネントと強い関わりをもち,しばしば肥満や血圧上昇,脂質異常,耐糖能異常,CVD危険因子集積に合併し,悪玉としての関与が指摘されている。高尿酸血症は約6割にインスリン抵抗性が認められ,MetSのない段階での総頸動脈硬化症の独立した危険因子でもある。また危険因子としては女性のほうが影響を受けやすいことも指摘されている。運動介入に伴うインスリン抵抗性の改善に対しては,血清尿酸の低下は中性脂肪の低下とともに他の交絡因子で補正後も有意な交互作用を示していた。血清尿酸はその上昇を早期に発見し介入することで動脈硬化の予防につながる指標としても注目されている。
「key words」尿酸,メタボリックシンドローム,インスリン抵抗性,相乗効果,動脈硬化症
「key words」尿酸,メタボリックシンドローム,インスリン抵抗性,相乗効果,動脈硬化症
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
