日本排尿機能学会
(第21回河邉賞)亜急性期雄性下部尿路閉塞ラットにおけるTransient Receptor Potential(TRP)チャネルの膀胱における発現変化と膀胱機能における役割
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- 掲載誌
- 排尿障害プラクティス Vol.23 No.1 76-78, 2015
- 著者名
- 杉山梨乃
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 泌尿器
- 診療科目
- 泌尿器科
- 媒体
- 排尿障害プラクティス
「はじめに」TRPチャネルは膀胱において尿路上皮,平滑筋,神経などに発現し,種々の刺激に対するセンサーとして,主に膀胱知覚路(求心性神経活動)に促進的に寄与している可能性が示唆されている1)-4)。下部尿路機能障害の各種疾患においては,TRPチャネルの発現が増減し,その病態生理的意義が検討されている。特に,前立腺肥大症にともなう下部尿路症状を有する男性患者の膀胱組織においては,TRPA1の発現が増大し5),ラットの下部尿路閉塞(bladder outlet obstruction;BOO)モデルを用いた検討では,TRPV1,V4,M8の発現増大が報告されているが6)-8),これらの発現増大がどのような機能的意義をもつのかの詳細については解明されていない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
