【特集 下部尿路機能障害と膀胱血流】
遺伝的高脂血症ウサギにおける膀胱虚血と膀胱機能障害
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- 掲載誌
- 排尿障害プラクティス Vol.21 No.4 23-30, 2014
- 著者名
- 吉田 正貴 / 桝永浩一 / 永田卓士 / 大谷将之 / 米納誠
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 泌尿器
- 診療科目
- 産婦人科 / 泌尿器科
- 媒体
- 排尿障害プラクティス
高脂血症は全身の動脈硬化を来す生活習慣病のひとつであり, 組織血流を低下させることにより機能障害を惹起する可能性がある. われわれは遺伝的慢性高脂血症ウサギ(WHHI-MIウサギ)を用いて, 下部尿路機能に対する慢性高脂血症の影響を検討した. さまざまな要因により, このウサギ膀胱はヒトの加齢膀胱でしばしば観察されるDHIC(detrusor hyperreflexia with impaired contractility)の状態を有していることが明らかとなった. この結果から, このウサギが加齢や高脂血症に伴う下部尿路機能障害の発症過程や病態の進展を観察するモデルとして有用であることが示唆された. 「はじめに」最近の高齢化社会に伴い, 下部尿路機能障害の患者が増加している. 最近, 下部尿路症状(lower urinary tract symptom; LUTS)の発症のメカニズムのひとつとして, 膀胱虚血がクローズアップされてきている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
