リレーエッセイ:MENTORING―Message to Next Generation
臨床医をめざす君も一度は研究をすることをすすめる
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- 掲載誌
- CARDIAC PRACTICE Vol.24 No.3 76-77, 2013
- 著者名
- 今泉 勉
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器
- 診療科目
- 循環器内科
- 媒体
- CARDIAC PRACTICE
今, 基礎研究を志す医師が激減している. この傾向は以前よりあったが, 臨床研修制度が始まってから一層ひどくなったようである. 久留米大学に限らず, 日本全国の大学における傾向である. いくつかの財団の留学支援制度の審査委員をしているが, 最近は留学希望者の質および数がかなり低下している. これでは, 日本の基礎研究が思いやられる. 技術立国には程遠い. 臨床医になるので研究をすることは意味がない. いや無駄であると考えているものも多い. 研究のため数年を費やすのはもったいない, 早く技術を習得して認定医, 専門医になった方が良いと, 多くが考えている. 決してそうではない. 研究をする意義は大いにある. 研究をする意義の第一は"ものの考え方を学ぶこと"である. 物事を深くまた整理して, 統括的に考えるようになった癖は患者を診る上でたいそう役立つ. この患者はどうしてこのような症状や所見を呈するのか?
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
