【特集 Cachexiaと栄養管理】
抗癌剤に伴うcachexiaとその治療
Anticancer treatment and cachexia
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- 掲載誌
- 栄養-評価と治療 Vol.30 No.4 35-38, 2013
- 著者名
- 武田宏司 / 武藤修一 / 大西 俊介 / 河野透
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 消化器 / 癌 / 栄養管理
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科
- 媒体
- 栄養-評価と治療
「SUMMARY」シスプラチンによる急性の嘔吐にはセロトニン3(5-HT3)受容体が, 遅延性の嘔吐にはニューロキニン1(NK1)受容体が関与することが明らかにされ, それぞれの拮抗薬が臨床応用されている. 一方, シスプラチンによる食欲不振は, 5-HT2B/5-HT2C受容体を介したグレリン分泌の低下によって生じることが最近明らかにされ, その対策としてグレリンや六君子湯に期待が寄せられている. 「I はじめに」近年の癌化学療法の進歩は著しい. しかしながら, 非小細胞肺癌や消化器癌をはじめとする多くの固形癌に対する化学療法のkey drugであるシスプラチンは, 吐き気ならびに嘔吐, 食欲不振といった消化管機能障害を引き起こし, 患者のQOLを著しく低下させ, cachexiaを引き起こす可能性がある. シスプラチンによる消化管機能障害には, 投与24時間以内に生じる急性ならびに24時間以降に生じる遅延性の障害が知られている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
