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栄養管理とリスクマネージメント
1.栄養管理中に遭遇するリスクとその対策―病態別リスクマネージメント― (7)嚥下障害
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- 掲載誌
- 栄養-評価と治療 Vol.27 No.2 43-45, 2010
- 著者名
- 藤谷順子
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 栄養管理
- 診療科目
- 脳神経外科 / リハビリテーション科 / 神経内科 / 耳鼻咽喉科
- 媒体
- 栄養-評価と治療
「SUMMARY」嚥下障害はさまざまな要因で起こり, 入院中の高齢者では生じやすい. また, 全身状態や栄養状態が悪いと肺炎を起こしやすい. 嚥下障害が軽症であれば食事内容(形態)の調整と食べ方の指導, 中等症であれば上記に加えて喀出訓練や嚥下機能訓練, 併用栄養方法の検討, 重症であれば非経口栄養での十分な栄養補給と嚥下機能訓練を検討する. 嚥下障害発見までの栄養摂取量の実績の確認も重要である. 「I 嚥下障害の要因(ヒト側の問題)」嚥下障害はさまざまな要因で起こる. たとえば脳卒中では急性期には50%以上に嚥下障害が生じるが, 遷延するのは20%以下との報告がある. しかし実際には, 脳卒中の急性期管理には嚥下障害は想定されているので, 多くの場合, 適切な対応が行われている. むしろ, 食事摂取量不足から栄養管理介入が必要になったような症例で評価してみると, 嚥下障害があり, それが食事摂取量の制限要因になったり, 肺炎のリスクとなったりする症例は, それまでそれなりに摂食していた高齢者・超高齢者に多い.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
