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栄養管理とリスクマネージメント
1.栄養管理中に遭遇するリスクとその対策―病態別リスクマネージメント― (4)神経性食欲不振症
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- 掲載誌
- 栄養-評価と治療 Vol.27 No.2 30-35, 2010
- 著者名
- 網谷東方 / 小木曽和磨 / 網谷真理恵 / 浅川明弘 / 乾明夫
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 精神疾患 / 神経疾患 / 栄養管理
- 診療科目
- 神経内科 / 心療内科 / 精神科
- 媒体
- 栄養-評価と治療
「SUMMARY」神経性食欲不振症(AN)は高度の体重減少を呈する疾患であり, 特異的な精神症状のほかに, 内分泌機能障害, 循環器障害, 脳萎縮などのさまざまな合併症をきたし, ときには致死例もみられる. その合併症の多くは低栄養に伴うものであるが, ときに再栄養による重篤な合併症が起こるため, 特に痩せが高度の場合の初期治療には, きめ細やかな栄養管理が必要とされる. 「I はじめに」現在の医学の流れとして予防医学の重要性が認識され, メタボリックシンドロームや生活習慣病と関連して肥満の問題が扱われることが多い. たしかに全体としてみれば肥満は増加傾向にあるが, 若い女性に限ってみれば肥満よりはむしろ痩せ・体重減少が問題になっている現状がある1). 痩せている体型が美しいという心理・社会的背景から, 若い女性がダイエットに執心していることがその理由と考えられるが, さらに近年「痩せ」の病的状態ともいえる神経性食欲不振症(anorexia nervosa;AN)の増加が問題となっている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
