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M-Review

【特集 これからの高トリグリセライド(TG)血症治療】

Ⅱ.高TG血症治療の現状と展望

6.新たな高TG血症治療薬の展望

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掲載誌
The Lipid Vol.28 No.1 83-89, 2017
著者名
和田郁人 / 小倉正恒 / 斯波 真理子
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 代謝・内分泌
診療科目
循環器内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
The Lipid
Key Words
TG 低下薬 / フィブラート / LDL欠損症 / アポCⅢ阻害薬

高トリグリセライド(TG)症は高LDL コレステロール血症と同様,心疾患の独立した危険因子であると認識されてきた.特に,近年の遺伝子変異に着目した疫学調査によれば,APOC3 やAPOA5 などといった遺伝子の変異によるTG値の変化が心血管イベントの発症率に深く関与することが示されている.一方で,TG値を低下させることで心疾患のリスクを抑えることができるという明確なエビデンスはいまだに存在しない.しかしながら,ペマフィブラートやω3脂肪酸系の薬剤,アポCⅢ阻害薬など新たなTG低下薬の登場により,心疾患のリスクを制圧する上でTG値をコントロールすることの重要性が示されるかもしれない.
「KEY WORDS」TG 低下薬,フィブラート,LDL欠損症,アポCⅢ阻害薬

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

The Lipid2017年1月号(Vol.28 No.1)

近年の脂質代謝の研究は医学,工学,薬学,農学などあらゆる分野で,基礎的な研究にとどまらず応用の分野においても急速な進歩を遂げてきており,それらが病気の診断・治療に直接,間接に貢献してきたといえる。このような進展著しい脂質の研究の現況を,さまざまな視点から捉え,詳細な解説を加える専門誌。

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