巻頭言
脳機能維持と血液・髄液循環系~その認知症予防における意義~
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- 掲載誌
- The Lipid Vol.27 No.2 1, 2016
- 著者名
- 松本昌泰
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌
- 診療科目
- 糖尿病・代謝・内分泌科
- 媒体
- The Lipid
脳には多くの他臓器にはない特徴がみられる.重さこそ体重の2%にすぎないが,代謝的には肝臓が産生するグルコースのほとんどすべてと,安静時に身体全体が消費する酸素の実に20%を消費している巨大な臓器である.したがって,脳がそのもてる機能を発揮するためには,血液中に存在するグルコースと酸素が不断の血液循環により常に供給され,酸化的解糖によるエネルギー代謝の維持が図られる必要がある.つまり,脳はきわめて血流に依存した臓器であり,その意味で微小循環レベルを含めたエネルギー需要にマッチした脳循環の維持機構が発達している.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
