本文へ移動
M-Review

【特集 腸管からのシグナル】

腸管からのシグナル新しい側面 脂肪酸受容体による腸管からのシグナル

購入する

販売サイト「MeReBo」へ


掲載誌
The Lipid Vol.23 No.3 69-74, 2012
著者名
原貴史 / 辻本豪三
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 糖尿病
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 小児科
媒体
The Lipid

[Summary]近年, 脂肪酸をリガンドとするG蛋白質共役型受容体(GPCR)群が同定され, 栄養物質としての脂肪酸の役割に加えてシグナル伝達因子としての働きにも注目が集まっている. これまでの報告から脂肪酸受容体の生体内におけるさまざまな生理機能が明らかとなりつつあり, 疾患メカニズムの解明や創薬標的としての有用性といった観点から広範な研究が展開されている. 特に腸管に発現する脂肪酸受容体については, インスリンやインクレチンホルモンの分泌制御に関係することが報告され, 肥満や2型糖尿病といった生活習慣病の病態形成に重要な分子である可能性が示唆されている. 本稿では, 脂肪酸受容体の腸管における働きとともに最近の知見を含めて紹介する. 「はじめに」近年, リガンド未知のいわゆるオーファンG蛋白質共役型受容体(GPCR)の研究から複数の脂肪酸受容体が同定され, 主に栄養源として捉えられてきた脂肪酸が, さまざまな細胞機能に関与するシグナル分子であることが明らかとなってきた1-4).
「Key Words」G蛋白質共役型受容体,脂肪酸受容体,インクレチンホルモン,インスリン,2型糖尿病

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

The Lipid2012年7月号(Vol.23 No.3)

近年の脂質代謝の研究は医学,工学,薬学,農学などあらゆる分野で,基礎的な研究にとどまらず応用の分野においても急速な進歩を遂げてきており,それらが病気の診断・治療に直接,間接に貢献してきたといえる。このような進展著しい脂質の研究の現況を,さまざまな視点から捉え,詳細な解説を加える専門誌。

購入する

販売サイト「MeReBo」へ

【特集 腸管からのシグナル】

症例検討 脂質代謝異常症への多角的アプローチ