本文へ移動
M-Review

【特集 腸管からのシグナル】

腸管からのシグナル新しい側面 腸内フローラとメタボリックシンドローム

購入する

販売サイト「MeReBo」へ


掲載誌
The Lipid Vol.23 No.3 59-64, 2012
著者名
吉田康人 / 内藤栄一郎 / 宮崎幸司
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 消化器
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 消化器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
The Lipid

[Summary]世界的な肥満人口の増加に伴い, メタボリックシンドロームや2型糖尿病の増加が大きな社会問題となっている. 近年, 分子生物学的, 免疫学的, 栄養学的, 生理学的な研究の進展により腸内フローラとこれら代謝性疾患との関連性が明らかになりつつある. 一方, 腸内フローラを制御する有効なツールのひとつであるプロバイオティクスは, これら疾患の予防・改善に有効である可能性が動物試験において示唆されている. 今後, 本分野における基礎的な理解を深めるとともにヒトの健康維持に寄与するためには, 腸内フローラと代謝性疾患を結ぶ分子機序の解明, ならびにプロバイオティクスのヒトにおける有効性の検証が重要な課題となるであろう. 「はじめに」ヒトの腸管内には1013~1014個もの微生物が複雑な生態系を構成しており, 宿主の生理機能にさまざまな影響を与えている. 腸管は生体最大の免疫組織でもあるが, 腸内フローラはこの免疫システムの発達・維持・制御においても重要な役割を担っている.
「Key Words」腸内フローラ,プロバイオティクス,メタボリックシンドローム,インスリン抵抗性,炎症

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

The Lipid2012年7月号(Vol.23 No.3)

近年の脂質代謝の研究は医学,工学,薬学,農学などあらゆる分野で,基礎的な研究にとどまらず応用の分野においても急速な進歩を遂げてきており,それらが病気の診断・治療に直接,間接に貢献してきたといえる。このような進展著しい脂質の研究の現況を,さまざまな視点から捉え,詳細な解説を加える専門誌。

購入する

販売サイト「MeReBo」へ

【特集 腸管からのシグナル】

症例検討 脂質代謝異常症への多角的アプローチ