【特集 他の疾患や条件に伴う糖尿病・二次性糖尿病】
加齢に伴う糖尿病
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- 掲載誌
- Diabetes Frontier Vol.27 No.1 80-85, 2016
- 著者名
- 荒木厚
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 糖尿病 / 神経疾患 / 骨・関節
- 診療科目
- 整形外科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 老年科 / 精神科
- 媒体
- Diabetes Frontier
「Ⅰ.加齢に伴う糖尿病」「加齢に伴う糖尿病」は高齢者の糖尿病の中で,若い頃に糖尿病を発症し,高齢期に至った糖尿病でなく,65歳以上の高齢期に発症した糖尿病が該当するものと考える。この「加齢に伴う糖尿病」はインスリン分泌,インスリン抵抗性などの加齢変化によって起こることが想定される。しかしながら,病的老化ともいえる動脈硬化,炎症,酸化ストレスなどの影響も受けるので,実際には若い頃に発症した糖尿病とは区別がつきにくい場合も少なくなく,発症時には大血管障害をすでにきたしている場合もある。「加齢に伴う糖尿病」は75歳以上の後期高齢者に多く,認知機能低下,ADL低下,サルコぺニア,フレイルなどの老年症候群を伴っていることが多い。これは,「機能低下を伴った糖尿病」であり,「認知機能障害を伴う患者」と「フレイルを伴う患者」とに大きく分けることができる(図1)。こうした患者では血管合併症だけでなく,認知症,転倒,要介護をアウトカムとして,その予防を目的とした治療やケアを行う必要がある。
「key words」糖尿病,老化,認知機能障害,フレイル,介護施設
「key words」糖尿病,老化,認知機能障害,フレイル,介護施設
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
