糖尿病と運動・リハビリテーション
骨格筋代謝の分子メカニズム
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- 掲載誌
- Diabetes Frontier Vol.25 No.2 125-128, 2014
- 著者名
- 眞鍋 康子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 糖尿病 / 骨・関節
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 整形外科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
- 媒体
- Diabetes Frontier
「はじめに」わが国では糖尿病およびその予備軍とされている人が, 2千万人を超えている. 日本人における糖尿病の約95%を占める2型糖尿病患者では, インスリン刺激により生じる血液中からの末梢組織への糖取り込み能力が減少しており(インスリン抵抗性), その結果, 高血糖状態が維持される. 2型糖尿病患者では, 健常人に比べると, 末梢組織における糖の取り込み能力が35~40%も減少するといわれている. 糖取り込みに主要な役割を果たしている組織の1つは, 骨格筋である. 興味深いことに, 2型糖尿病患者では, 糖取り込み能力が骨格筋で顕著に低下しており, その他の組織ではほとんど影響を受けていないとされている(図1)1). つまり, 骨格筋における糖の取り込み能力を低下させないこと, または減少した糖取り込み能力を回復させることができれば, 糖尿病の予防・改善につながると考えられる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
