【特集 臓器間代謝ネットワークと糖尿病】
中枢グルコース感知と摂食調節機構
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- 掲載誌
- Diabetes Frontier Vol.25 No.1 40-45, 2014
- 著者名
- 栗田英治 / 矢田俊彦
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 糖尿病
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 脳神経外科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- Diabetes Frontier
「I. 摂食調節ネットワーク」エネルギー恒常性は視床下部の中枢により制御されている. 視床下部は, 全身臓器からの液性情報を血液脳関門を経て直接的に感知し, また自律神経求心路からの情報を脳幹からの神経投射を受けて感知する. これらの情報を統合して, 全身のエネルギー状態に見合った摂食行動やエネルギー消費の指令を出している1)2). 全身代謝を反映する液性情報の主たるものの1つがグルコースである. 約半世紀前のOomuraらの先駆的研究により, 視床下部腹内側核(ventromedial hypothalamus: VMH)には細胞外グルコース濃度の上昇によって電気活動を増加させるグルコース興奮性(glucose exited: GE)ニューロンが存在し, 一方, 外側野(lateral hypothalamic area: LHA)には細胞外グルコース濃度の低下によって電気活動を増加させるグルコース抑制性(glucose inhibited: GI)ニューロンが存在することが発見された3).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
