【特集 臓器間代謝ネットワークと糖尿病】
神経シグナルとエネルギー代謝
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- 掲載誌
- Diabetes Frontier Vol.25 No.1 26-32, 2014
- 著者名
- 山田哲也 / 片桐秀樹
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 糖尿病
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- Diabetes Frontier
「はじめに」現在, 肥満患者の爆発的増加が社会的な重要課題となっており, この課題を克服するためにも, 摂食とエネルギー消費調節のメカニズムを解明することが重要である. たくさん食べれば体重が増加することは自明の理であり, 摂食調節のメカニズムを解明することが肥満の解消に向けて第一義的に重要である. 一方で, 身体活動で消費したエネルギーに比して余剰に摂取したエネルギー分だけ単純に体重が増加するわけではない. 個体の体重は, エネルギー摂取(=食事)とエネルギー消費[=基礎代謝量(60%)+適応性熱産生(10%)+身体活動量(30%)]のバランスによって規定されており, 身体活動以外のエネルギー消費調節のメカニズムを解明することも同様に重要である. 適応性熱産生は寒冷誘発性熱産生と食事誘発性熱産生に分類されるが, 近年, 褐色脂肪組織(brown adipose tissue: BAT)によって担われている食事誘発性熱産生の低下が肥満の要因として注目されている1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
