基礎講座 体質からみた糖尿病―ジェネティクス・エピジェネティクス―
糖尿病表現型とSNP
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- 掲載誌
- Diabetes Frontier Vol.24 No.2 205-212, 2013
- 著者名
- 前田 士郎
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 糖尿病
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- Diabetes Frontier
[はじめに] 一口に糖尿病といっても1型, 2型, それ以外と病因論の上では全く異なる疾患からなる. 2型糖尿病の中でも欧米人では著明な肥満を呈することが多いのに比べ, 日本人をはじめとした東アジア人では肥満はそれほど顕著ではない. 2型糖尿病の成因には末梢でのインスリン抵抗性と膵β細胞からのインスリン分泌不全の両方が関与すると考えられ, 欧米人では前者が, 日本人では後者が主体と推察されている. さらに, それぞれの民族の中でも肥満, 非肥満, 若年発症, 非若年発症とその発症形態には個人差が認められる. このような民族差, 個人差に関しては, 疾患感受性と同様にそれぞれの環境の違いとともに遺伝的要因が関与すると想定される. そこで本稿では, 2型糖尿病の疾患感受性とその表現型(インスリン分泌不全あるいはインスリン抵抗性, 肥満型あるいは非肥満型)に影響する遺伝子領域[関連するSNP (single nucleotide polymorphism)]について最新の知見を紹介する.
「Key Words」2型糖尿病,インスリン分泌,インスリン感受性,ゲノムワイド関連(相関)解析
「Key Words」2型糖尿病,インスリン分泌,インスリン感受性,ゲノムワイド関連(相関)解析
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
