【特集 1型糖尿病~日本から世界への発信~】
1型糖尿病の概念~日本と欧米の共通点・相違点~
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- 掲載誌
- Diabetes Frontier Vol.23 No.3 260-266, 2012
- 著者名
- 川畑由美子 / 池上博司
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 糖尿病
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- Diabetes Frontier
「はじめに」糖尿病は, インスリン作用の不足による慢性高血糖を主徴とし, 種々の特徴的な代謝異常を伴う疾患群と定義され, 成因(発症機序)と病態(病期)により分類されている(図1)1). さらに成因は, (1)1型, (2)2型, (3)その他の特定の機序, 疾患によるもの, (4)妊娠糖尿病に分類されている(表1). 1型糖尿病は, 発症機構としてインスリンを合成・分泌する膵β細胞の破壊を特徴としているが, 膵β細胞の破壊は, 主に自己免疫機序により引き起こされ, 通常はインスリンの絶対的な欠乏に至る疾患である. インスリンの絶対的な欠乏, すなわちインスリン依存状態に陥ると, 生存のためにインスリン投与を必要とする. 1型糖尿病は, 発症年齢や発症過程などの臨床像に多様性を認める不均一な症候群であり, 遺伝因子と環境因子の相互作用によって発症し, しかも遺伝因子が複数の遺伝子によって構成されている多因子疾患である.
「key words」1型糖尿病,インスリン欠乏,膵β細胞,自己免疫
「key words」1型糖尿病,インスリン欠乏,膵β細胞,自己免疫
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
