血糖管理指針
1,5アンヒドログルシトールと食後高血糖
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- 掲載誌
- Diabetes Frontier Vol.21 No.2 154-158, 2010
- 著者名
- 山内俊一
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 糖尿病
- 診療科目
- 一般内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- Diabetes Frontier
「I. 食後高血糖とは何か」食後高血糖が総体的な高血糖とは独立した糖尿病合併症の危険因子となることにはすでにあまたの証左があり, 国際糖尿病連合(IDF)の食後高血糖ガイドラインにも詳しい1). この中で, 摂食後2時間値が140mg/dL以上となるものが食後高血糖と定義される. しかし, 著しく血糖が高い糖尿病でも食後値は食間よりさらに増加しているのが通例であり, 食後高血糖独自の臨床的意義を際立たせる目的で, 食間には食前値に戻る, すなわちスパイク状の血糖変動を暗黙の了解事項としている. 通常は, 初期の耐糖能異常期や血糖コントロール改善時に出現する. ただし, このような時期の食後血糖のピークは, 2時間後ではなく30分から1時間後に存在することが多い2). 「食後」とは食べ始めからの時間を指すため, 軽症糖尿病での食後血糖ピーク値は通常の血糖測定では, 甚だ捉えがたいことになる. 「II. 1,5-AGと食後血糖値との相関」1,5-AGが平均血糖とは別のものも反映していることは, 1型糖尿病で, HbA1cから予想される値よりかなり低目となることで気付かれた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
