【特集 がん治療期における緩和ケアの取り組み】
術後慢性疼痛患者に対する看護・心理的アプローチ
Nursing and psychological approach for chronic post-surgical pain
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- 掲載誌
- がん患者と対症療法 Vol.24 No.2 51-55, 2014
- 著者名
- 安藤詳子 / 光行多佳子 / 平澤宏卓 / 三浦聖子 / 長屋美香
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 神経疾患 / 癌
- 診療科目
- 腫瘍内科 / 麻酔科 / 手術・救急 / 精神科
- 媒体
- がん患者と対症療法
「Summary」近年, 痛み研究が進み, 慢性疼痛について単に急性疼痛が長期に持続するのではなく, その発生メカニズムが異なることが解明されはじめた. また, この数年間で術後慢性疼痛に関連する心理社会的要因やリスク因子に関する解析が発表されている. 患者が抱える痛みの現象をより適切にアセスメントすることは痛みを克服するための第一歩であるため, 患者にとって身近な看護師の役割として重大である. 本稿では, 筆者らが開発中のツールについて報告した. がん患者の術後慢性疼痛に対して, がん患者の複雑な心理を理解したうえで術前不安と術後痛の関連を考慮し, 術前から心理的にアプローチし, また手術方法別にリスク要因を見極め, 効果的に対処することが求められている. 「がん患者を悩ませる術後慢性疼痛」術後慢性疼痛(chronic post-surgical pain;CPSP)は, 国際疼痛学会(International Association for the Study of Pain;IASP)により"正常な治癒期間を越えた, 一般に3ヵ月以上続く痛み"と定義されている1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
