【特集 吸入ステロイド薬Up-Date】
成人患者での病態と重症度に応じた吸入ステロイド製剤の使い分け
Proper use of inhaled corticosteroid in adult patients with asthma according to its pathophysiology and severity
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- 掲載誌
- 喘息 Vol.25 No.2 24-31, 2012
- 著者名
- 新実彰男
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / アレルギー・免疫
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科
- 媒体
- 喘息
「Summary」わが国で成人喘息患者に使用できる吸入ステロイド製剤(単剤)は, エアロゾル(pMDI)製剤とドライパウダー(DPI)製剤の2剤型計7種と, ブデソニド(BUD)吸入液が発売されている. 喘息診療の現場では, デバイスの違いに基づいた個々の患者の使いやすさや好み, 吸入感, 副作用, 薬価などで薬剤を選択しているのが現状であるが, 今後は個々の患者における病変の首座(中枢気道あるいは末梢気道), 症状(呼吸困難, 咳), 重症度など病態に応じた薬剤選択の根拠となるエビデンスが構築されることに期待したい.
「はじめに」喘息は, 気道の慢性炎症に基づく可逆性の気流閉塞, 気道過敏性亢進, 気道リモデリングを基本病態とする疾患である. 炎症を抑制し, リモデリングの進行を防止しうる吸入ステロイド薬(inhaled corticosteroid; ICS)が喘息の長期管理薬のなかで第一選択薬に位置づけられている1).
「はじめに」喘息は, 気道の慢性炎症に基づく可逆性の気流閉塞, 気道過敏性亢進, 気道リモデリングを基本病態とする疾患である. 炎症を抑制し, リモデリングの進行を防止しうる吸入ステロイド薬(inhaled corticosteroid; ICS)が喘息の長期管理薬のなかで第一選択薬に位置づけられている1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
