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M-Review

【特集 骨リモデリングの制御機構】

破骨細胞が産生するカップリング因子

Osteoclast-derived coupling factors

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掲載誌
THE BONE Vol.30 No.2 55-60, 2016
著者名
竹下淳
記事体裁
抄録
疾患領域
骨・関節
診療科目
整形外科
媒体
THE BONE

骨の強さを維持するだけではなく生体のミネラル代謝やサイトカインの制御を司る骨リモデリングは,骨吸収から骨形成へのカップリング機構により調節されている.近年,カップリング機構を担っている因子の実体が徐々に明らかにされつつある.本稿では,筆者らが“破骨細胞が産生し,骨形成を促進するカップリング因子”として同定したCthrc1とC3aについて解説する.
「はじめに」骨リモデリングにおける骨形成には必ず骨吸収が先行する.すなわち,破骨細胞により吸収・破壊された部分と同じ量の骨が骨芽細胞による骨形成により補われる.これが骨吸収から骨形成へのカップリング機構であり,この機構により一定の骨量が保たれるとともに骨の強さとしなやかさが維持される.
「key words」骨吸収,骨形成,カップリング因子,Cthrc1,C3a

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE BONE2016年夏号(Vol.30 No.2)

高齢化に伴う骨粗鬆症の増加,あるいは小児の骨の脆弱化に伴う骨折の増加などから,近年骨疾患に対する関心がますます高まりつつある。本誌は,骨に関する最新の基礎的および臨床知見を,主として一般の医師および医学生に分かりやすく解説し,骨疾患に対する理解を深めることをねらいとした学術情報誌である。

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