【特集 続発性骨粗鬆症―診断と対策―】
移植医療と骨粗鬆症
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.27 No.2 83-88, 2013
- 著者名
- 中村信元 / 安倍正博
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 骨・関節
- 診療科目
- 一般外科 / 心臓血管外科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 血液内科
- 媒体
- THE BONE
移植医療によって臓器不全の予後は飛躍的に向上しつつあるが, その一方で移植後の合併症の予防, 対策の重要性が増している. 骨粗鬆症とそれによる骨折は, 移植医療における頻度の高い合併症であるが, その実態の解析は十分ではない. 移植前の患者個々の背景因子や原疾患の病態, 治療に伴う骨障害に加え, 移植医療に伴うカルシニューリン阻害薬, ステロイドなどの免疫抑制薬の長期投与など, 種々の要因が影響し, 移植後骨粗鬆症が発症する. ビスフォスフォネートやビタミンDなどを早期から投与することにより, 骨折を防ぎ移植後のQoLを維持することが重要である. 「はじめに」近年, 造血幹細胞移植, 腎移植をはじめとして, 肝, 心臓, 肺移植など各種臓器移植が広く行われるようになってきた. これらの移植医療によって造血器悪性腫瘍や臓器不全患者の予後は飛躍的に向上しつつあるが, その一方でQoLに大きな影響を及ぼす晩期の移植合併症が問題になりつつある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
