【特集 続発性骨粗鬆症―診断と対策―】
内分泌障害と骨粗鬆症(3)性腺機能低下症
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.27 No.2 55-58, 2013
- 著者名
- 水沼英樹
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 骨・関節
- 診療科目
- 産婦人科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
- 媒体
- THE BONE
性腺機能低下症に起因する低エストロゲン血症は骨吸収を亢進させ骨量低下を招く. 性腺機能低下症の多くは原発無月経あるいは続発無月経を兆候として診断されるが, その要因は多岐にわたり, 要因により骨量低下の程度が異なる. 治療は第一義的にはエストロゲンの投与となるが, その目的は単に骨量の増加を目的とするのではなく, 若年者では二次性徴の促進と維持, 40歳未満で閉経を迎えた早発閉経者ではQOLの維持を念頭においた対応が求められる. 「はじめに」性腺機能低下症は文字通り性腺の機能が低下している状態であり, 続発性骨粗鬆症の原因疾患として古くから知られている疾患である. 本疾患は女性の年齢を問わず, 無月経として認知される. 自然閉経も性腺機能の低下した状態であるが, 性腺機能低下症と呼ぶ場合には病的な意味合いがあり, 自然閉経はこれに含まれない. 一方, 閉経とは, 恒久的な月経の停止した状態が1年以上続いた場合に診断される無月経の状態を指し, 閉経が40歳未満で発症した場合を早発閉経として取り扱う1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
