【特集 続発性骨粗鬆症―診断と対策―】
生活習慣病に伴う骨折リスクの増大(4)慢性閉塞性肺疾患(COPD)と骨粗鬆症
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.27 No.2 41-44, 2013
- 著者名
- 平井 豊博
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 呼吸器 / 骨・関節
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / 整形外科 / リウマチ科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
- 媒体
- THE BONE
COPDは, 主に長期喫煙による肺の炎症性疾患であるが, 近年, 単に肺疾患としてだけでなく, 肺以外の臓器にも影響を及ぼす全身性疾患であることが注目されており, その併存症の1つが骨粗鬆症である. COPDは骨粗鬆症や骨折の危険因子であり, 両者を早期に診断して管理していくことが重要であると考えられるが, 病態のメカニズムも含め具体的な管理や治療法については, まだエビデンスが乏しく今後のさらなる研究が待たれる. 「はじめに」慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)は, タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患であり, 末梢気道病変と気腫性病変(肺気腫)とがさまざまな割合で複合的に起こることによって, 徐々に生じる労作時の呼吸困難や慢性の咳, 痰といった症状を特徴とする進行性の疾患である1). COPDの発症率は, おおむね喫煙者の15~20%程度とされ, わが国では40歳以上の約530万人, 70歳以上の約210万人がCOPDに罹患しているといわれている1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
